実験データのAI自動構造化
化学産業のデータは、実験対象によってデータの取り方が様々なため、統一された構造化データベースの作成が困難です。それらの理由から実験データは各実験者のノートやExcelに記載されていることが多く、マテリアルズ・インフォマティクスの第一歩であるデータ収集が非常に困難な状況です。
EAGLYSでは、図面やメールといった非構造のデータをAI-OCRの技術を利用して自動的に構造化データへ変換する技術を保有してます。この技術を利用し、Excel等で保管された既存データをマテリアルズ・インフォマティクスで利用するときだけ必要な情報を取り出す仕組みを構築することでこの問題に最適なソリューションを提供可能です。
AIモデルなどシステム基盤の構築
データ基盤の構築に加え、AutoML技術を利用した自動AIモデル構築システムや、データの分析可視化システムの構築などマテリアルズ・インフォマティクスに必要な各種システム構築について、各種データアナリストの知見を交えたご提案が可能です。
秘密計算による企業間データ連携
秘密計算を活用することで、各社の実験データを秘匿化したままで企業間でデータ連携・活用が可能になります。これを材料開発におけるサプライチェーン間のやり取りに用いることで、相手方のデータを利用した高い精度での予測が可能となります。この秘密計算を利用した企業間データ連携マテリアルズ・インフォマティクスは、材料開発の効率化や代替品探索の効率化など化学産業全体のイノベーションの可能性を秘めています。
