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一般社団法人Tomorrow Never Knowsの「未来計算」プロジェクトにEAGLYSが「暗号ミラーワールド」で参加

京都の一般社団法人Tomorrow Never Knowsが提唱する「未来計算」の共同研究開発プロジェクトに、EAGLYSが「暗号ミラーワールド」のプロジェクトリーダーとして参加します。

Tomorrow Never Knowsが提唱する「未来計算」とは、従来の予測技術を越えてより具体的な未来の描写を目指す、新技術のコンセプト。ビジョンとして掲げているのが“創造的な意思決定を支援し、人間の能力を拡張する技術”です。Tomorrow Never Knowsはその「未来計算」を基に、日本から世界市場をリードするテック企業を育成し、国際的な技術開発競争に挑みます。

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「未来計算」は現在、3つのプロジェクトから組成されています。この度発表されたのが「AIを開発するAI」「未来特許創発技術」「暗号ミラーワールド」。そのうち「暗号ミラーワールド」をEAGLYSがプロジェクトリーダーとして牽引します。個人のプライバシーを守りつつ未来の自己や組織の姿をシミュレーションして、最適な意思決定を促す暗号基盤。これにより、セルフマネジメントや組織マネジメントが進化し、より深い人間的コミュニケーションを可能にします。

以下、弊社CEO 今林からのコメントです。

 

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暗号ミラーワールド: プライバシーを守る未来シミュレーション基盤

ブラウザのSecret Mode、人に言えない本音、捻り出したアイデア、企業内チャットのダイレクトメッセージ、秘匿な顧客情報や組織の知財。私たちが日常で接する表に出ないこれらの暗黙知、一人ひとりが抱える内なる声や願望こそが、個人の人生の選択、企業経営の意思決定の実現にコアな情報源であり未来への熱量となります。

普段は表に出せない情報や言葉にできない感情を安全に形式知化し、自分の今の状態や未来の姿 をシミュレーションして目の前に映せる鏡。自分を見つめ直し、正直な意思をもって自己実現ができれば、現代のインターネットが抱えるプライバシーや自己表現の問題に対する解決策となるのでは? という想いから生まれたコンセプト、それが「暗号ミラーワールド」です。実現のためには、自分のプライバシーが完全に保証されなければなりません。そのため、誰にも復号されることのない技術「鍵穴のない暗号」を採用し、個々のプライバシーデータが常時暗号化されたまま計算できる環境を開発しました。

この新たな計算環境を活用することで、日常のライフログからより深い気づきの抽出、セルフマネジメントによる自己理解と成長を促進します。これは個人だけでなく、企業や組織にとっても重要です。例えば、プロジェクトマネジメントにおいても、チームメンバー一人ひとりの本音を探り、最適なコミュニケーションと最適な環境での能力発揮とセルフマネジメントができるような新しいソリューションになります。

ネガティブフィードバックの撲滅とセルフマネジメントの実現、感情労働からの解放と深いコミュニケーションによって成り立つ本質的な組織マネジメントの実現、これらこそが今後のAI・データ社会に求められるあるべき姿と信じて、暗号ミラーワールドを提案します。

(EAGLYS株式会社/今林広樹)

 

プレスリリース 未来を計算するグローバルAIエコシステム:Tomorrow Never Knows が京都で始動https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000148651.html

Tomorrow Never Knows オフィシャルサイト
https://tomorrowneverknows.online/

 

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