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EAGLYS、SAPジャパンの「SAP.iO Foundry Tokyo」に採択。SAPとのコネクタ/API連携の開発に着手

 EAGLYS(イーグリス)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:今林広樹、以下EAGLYS)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)がグローバルで展開するアクセラレーションプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo」‐2021下期コホートに採択されたことをご報告いたします。

 EAGLYSは同プログラムを通じてSAP ERP製品と自社開発ソフトウェアDataArmor®シリーズのコネクタ/API接続の開発に着手します。基幹システムで世界トップシェアを誇るSAP ERP製品との連携により、日本および世界のSAPユーザーが、あらゆるデータをより安全に、よりシームレスに活用できる環境の実現を目指します。

データの取扱いやセキュリティ対応の高度化が求められている


 スマートシティ、CASE、MaaS等、様々なデータを連携させることで、これまで実現できなかったサービスにより利便性や生産性が高まる一方、データの取扱いやセキュリティへの対応ニーズが急速に高まっています。EUで施行されたGDPRや米国カリフォルニア州で施行されたプライバシー関連法CCPA等、近年、国内外で進む個人情報データの扱いに対する厳格化や厳罰化、手口が巧妙化するサイバー攻撃への対応等、データの連携や活用が進めば進むほどデータの取扱いのリスクも高まり、セキュリティ対応の高度化が求められます。

 また、日本国内では事業者間でデータ連携を促す取組やデータ流通市場の立上げ、税制支援等も始まっています。しかし、データセキュリティへの懸念と同様、どこまで相手にデータを開示すべきかの線引きが難しく、データをシームレスに活用する段階には至っていないのが現状です。

世界トップシェアのSAP製品×秘密計算で
より安全にデータを活用できる社会の実現を目指す


 EAGLYSはデータのセキュリティとデータの秘匿性という課題を秘密計算を中心としたデータセキュリティ技術により解決し、事業者がより安全且つシームレスにデータ連携・利活用できる社会の実現を目指して、日々エンタープライズ企業と共にユースケース創出に取り組んでいます。

 企業内のあらゆるデータを扱う基幹システムにおいて世界トップシェアを誇るSAP製品と連携し、セキュアなデータ連携のデファクトモデルをつくることで、日本および世界の多くのSAPユーザーが日常のオペレーションを変えることなく、セキュアなデータ連携・利活用をおこなえると考え、「SAP iO Foundry Tokyo」へ応募し、無事採択されました。同プログラムを通じ、多くのSAPユーザーがビジネスの血流ともいえるデータをより安全に、よりシームレスに活用できるよう、グローバルへの展開も見据えて取り組んでまいります。

SAP.iO Foundry Tokyoについて


 SAP.iO FoundriesはSAPがグローバルで展開するスタートアップ向けプログラム「SAP.iO」の取り組みの1つで、優れたスタートアップとSAP製品の連携、SAPエンタープライズ顧客への共同アプローチの実施を見据え、世界10都市で年2回のコホートプログラムを運営しています。

 東京では、日本の産業界の変革ニーズとの接点を提供しスタートアップとの共創を促進する“実践型”アクセラレータープログラムとして2019年に開始され(過去4回実施)、第5回目の今回は「データ&アナリティクス」をテーマにスタートアップが採択されました。

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