EAGLYS（イーグリス）株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：今林 広樹、以下EAGLYS）は、組織の人的資本を向上させる新ソリューション「EAGLYS Bianca」（イーグリス・ビアンカ）の開発に着手したことを発表いたします。本ソリューションは、Confidential Computing（秘密計算）技術を活用し、従業員の機微なデータから客観性の高い「真実」を抽出することによって、新しい概念の人的資本マネジメントを実現するHRソリューションです。
■取り組みの背景
急速に変化する現代のビジネスにおいて、効果的な人材マネジメントの重要性が高まっています。しかしながら、人材不足の深刻化や働き方の多様化により、企業は従来の手法だけでは従業員一人ひとりのニーズに応えることが困難な状況です。
この課題を解決するソリューションとして、当社は「EAGLYS Bianca」の開発に着手しました。この状況下で求められているのは、従業員自らが置かれている状況を正しく理解し、気づきを得て、自発的な行動を起こすことのできる仕組みです。「EAGLYS Bianca」は従業員の公私にわたる機微なデータをプライバシーを守りながら活用し、深い自己理解と気づき・自律を支援します。
■「EAGLYS Bianca」について
EAGLYS Biancaは、従業員に関連するさまざまな角度の情報に基づき、自律型人材の育成や組織力の強化を支援するソリューションです。従業員が体験した業務イベント/ライフイベントや、勤怠情報、PC操作ログなどを、プライバシーを守りながら収集・分析することで、従業員の置かれた”真実”を客観的に把握。これらの”真実”をベースとしたさまざま様々な分析を実施することで、従業員自身に気づきを与えるとともに、企業側に対しては、組織の状態を解像度高く理解することに寄与します。主な提供価値は下記の３つです。
１．隠されがちな従業員のアラートを検知
従業員の心身の変化や職場での不安、それに伴うストレス度合いを早期に検知。これにより、パフォーマンス低下や休職・退職リスクを軽減し、組織全体の安定を支援します。
２．“真実”による本人も気づかないスキルの発見
Confidential Computing技術を用いて、さまざまな生データ（真実）を集めて分析することで、従業員の隠れた特性やスキルを見出すことが可能です。従業員本人が自分の現在地を把握し、キャリアプランを描けるよう支援します。
３．“真実”をベースにした分析と助言
従業員の機微な情報は、組織には開示されませんが、その分析結果を組織が活用することは可能です。人員配置や組織運営管理といった、難易度の高いマネジメント業務において、分析結果に基づく有益な助言を提供します。
■今後のスケジュールについて
EAGLYS Biancaは、当社ならびに一部先行ユーザー様の従業員データをベースとし開発を進めており、2025年秋ごろの正式リリースを計画しております。また、来週10月2日〜10月４日に幕張で開催されるHR EXPO（秋）にて開発中の画面等をデモ展示しております。ご興味ならびにお時間ございましたら、ぜひブースまでお立ち寄りください。
【HR EXPO（秋）EAGLYSブース場所】小間位置：10-43
■EAGLYS Bianca サービスサイト
https://eaglys.co.jp/solution/bianca