Point 01暗号状態でデータ検索からAI解析までを
クラウドでおこなえる秘密計算パッケージ
秘密計算により検索・分析・共有等のデータベース活用やAI解析を暗号状態で実行できるクラウド型のパッケージ製品です。クラウドで提供することで早期に事業者間のデータ連携基盤の構築やセキュアなAI解析、リモート環境でのセキュアなデータ分析・AI解析等に利用いただいています。
セキュアなデータ連携基盤を、
パッケージとして提供できるクラウドサービス
DXやデータ利活用の取り組みにより、データのクラウド移行や他社とのデータ連携を検討する動きが進んでいます。一方、クラウド環境に対するセキュリティの懸念や、他社とのデータ共有時における秘匿性が障壁となり、データ連携・利活用が進んでいない状況が散見されます。 DataArmor Roomはクラウドの利便性を生かしつつ、セキュアにデータ連携・利活用がおこなえる環境を早期に立ち上げることができるようパッケージ化された製品です。
秘密計算により検索・分析・共有等のデータベース活用やAI解析を暗号状態で実行できるクラウド型のパッケージ製品です。クラウドで提供することで早期に事業者間のデータ連携基盤の構築やセキュアなAI解析、リモート環境でのセキュアなデータ分析・AI解析等に利用いただいています。
拠点を跨いだ機密データの一元的な管理、開発・運用環境の標準化によるコスト削減、データ量や計算リソースの拡張性等、クラウドならではのメリットを生かしながら秘密計算によりセキュリティレベルを保った環境でデータ利活用がおこなえます。
暗号化したまま計算処理ができる秘密計算技術により、データの活用時も暗号状態のまま計算することで、万が一のセキュリティリスクへも対応。仮に漏洩リスクがあった場合も暗号化されたデータしか見えない設計のため、情報の流出を食い止めます。また、異なる事業者間でのデータ連携時はカラム単位でデータの公開制御もおこなえるため、秘匿したいデータと閲覧許可データを柔軟に制御することで秘匿性を維持したままデータを利活用していただけます。
企業のログデータや個人のヘルスケアデータ等をクラウド上でセキュアに収集・解析することで、膨大なデータの解析や活用をセキュリティに配慮しながら効率的におこなえます。
例えばシステム障害が生じた場合、外部協力会社に断片的なログデータを慌てて連携しているようではインシデントの発見が遅れ、事態が悪化の恐れがあります。一方、常時ログデータを収集していれば、インシデントへの即時対応や予兆検知も可能です。
個人においても、日常的に使用しているヘルスケアデータと特定検診データ等を掛け合わせることで不調を検知し、未病段階での対策へ活用することもできるでしょう。
製造工場内の品質管理情報や医療機関の保有するリアルワールドデータ等の機密なデータは、セキュリティへの懸念からクラウドではなくオンプレミス環境での保管や活用が主流でした。そのため製造拠点単位でのシステム構築が生じ、コストや運用負荷が高止まりするとともに、データ利活用やAI活用の妨げになっていました。
秘密計算技術を搭載したDataArmor ROOMを用いることで、従来難しいとされていた拠点間でのデータ連携やクラウド上でのAI解析をセキュアに実現できるようになります。
複数事業者間でデータを連携する際、個社別にデータをマスキングする等、連携の前処理に多くの時間とコストが生じ、データ連携が進まない大きな要因になっています。共有を前提にデータを整備していないため、必要な情報だけを安全に連携するには、データの加工作業やセキュリティ・プライバシーへの対応が避けられません。
イーグリスはクラウド上で活用できる秘密計算パッケージを提供することでデータ連携・利活用基盤の早期立ち上げを実現します。サプライチェーン間でのデータ連携、グループ企業内でのデータ分析等に利用いただいています。