EAGLYS、秘密計算プロキシソフトウェア「DataArmor® Gate DB Edition」販売開始

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EAGLYS、秘密計算プロキシソフトウェア「DataArmor® Gate DB Edition」販売開始
~データーベース向け検証・PoC用途のディベロッパーライセンスを2020年1月27日より提供~

EAGLYS(イーグリス)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:今林広樹、以下「EAGLYS」)は、秘密計算技術(データを暗号化したまま分析やAI処理を行うことのできる暗号技術)を用いた、常時暗号化でのデータ操作を実現するデータベース向けプロキシソフトウェア「DataArmor® Gate DB Edition」(データアーマー ゲート ディービー エディション)を発表。2020年1月27日より検証・PoC用途のディベロッパーライセンス販売を開始します。
標準ライセンスの販売開始は2020年春を予定しています。

■開発の背景、秘密計算について

近年、デジタル・トランスフォーメーション、ビッグデータ解析やAI活用のニーズが急速に高まるにあたり、クラウド等へのデータ集積が進んでいます。また、それらのデータを流通させる仕組みとして情報銀行の認定がスタートし、国家レベルでは官民データ活用推進基本計画の策定が進められるなど、データ利活用社会に向けた取り組みは今後多岐にわたることが予想されます。

一方で、データ活用の広がりに伴い顕在化する大きな課題の一つがデータセキュリティです。従来の暗号化技術では、暗号化による保護範囲が「通信時」「保管時」のみであり、活用時(データ処理時)には常に復号を必要とするため、「活用時」の保護ができませんでした。そのため、データ活用を目的に機密データやAIのクラウド管理、他組織とのデータ共有などを行う場合、セキュリティポリシーやプライバシーの理由から、データやAIの活用方法を制限せざるをえない現状がありました。

秘密計算は、データを暗号化したまま復号することなく任意のデータ処理ができる新しい暗号技術の総称で、セキュリティと利便性のトレードオフという従来の常識から脱却し、データ利活用社会における重要インフラ技術として大変注目をされています。ゼロトラスト時代のデータセキュリティには、ネットワーク等の境界に依存したセキュリティ対策ではなく、「データそのもの」を守るアプローチが求められ、それを実現する基盤技術が秘密計算です。

一般的な各種セキュリティ対策における秘密計算の位置づけを表すイメージ図。秘密計算により他の対策が不要であると示すものではありません。

EAGLYSは「あらゆるデータを安全に活用できる社会の実現へ」という事業理念のもと、創業当初より秘密計算に関する研究開発を進めてきました。その成果は、未来2019、ICT SPRING EUROPEを含む国内・海外の代表的なイベントにおいて最優秀賞を受賞するなど、第三者からグローバルに高い評価を得ています。ながらく秘密計算にとって実用化のハードルとなっていた計算速度の問題を独自技術によって解決したことで、業界に先駆けて製品化に成功し、この度の発表に至りました。

「通信・保管・活用」の全プロセス暗号化に対応したEAGLYSの製品技術

■DataArmor® Gate DB Editionについて
「DataArmor® Gate DB Edition」は、EAGLYSが開発するセキュアコンピューティング・プラットフォーム「DataArmor®(データアーマー)」シリーズの商用第一弾製品です。
データを暗号化したまま透過的にデータベース操作ができる、データベース向けの秘密計算プロキシソフトウェアとなっており、これまで個別提供を行ってきましたが、
この度正式に一般販売を開始します。

「DataArmor® Gate DB Edition」の主な特長は以下の通りです。

1. 常時暗号状態で基本的なデータベース操作を実現
データの蓄積・検索・統合といったデータベース操作を、常時暗号化したまま一般的なデータベース操作と同じ感覚で実行できます。合計や平均値等の数値計算のほか、従来の暗号技術では難しい部分一致検索も可能です。

2. 高速秘密計算エンジン「CapsuleFlow®︎」搭載
IEEE等の各種国際学会に採択された研究成果をもとにした、独自開発の高速秘密計算エンジン「CapsuleFlow®︎」をコア技術として搭載しています。暗号化による実行速度遅延を極力削減し、ユーザビリティを損なわない高速化を実現しました。

3. プロキシ型導入によるシステム構成の柔軟性
データベース自体をリプレースすることなく、既存の汎用データベースを透過的に秘密計算化できます。セキュリティポリシーやシステム環境にあわせて柔軟に導入可能です。

4. 高い情報漏えい耐性(データベース側に暗号鍵不要、およびクエリ暗号化)
データ処理時に復号しないため、データベース内に暗号鍵が不要です。結果、万が一データベースが侵害された場合も、データの中身が漏えいする心配がありません。また、問い合わせ内容(クエリ)についても通信時・検索時に暗号化状態を保持するため、クエリの中身の漏洩も防止することができます。

暗号化検索の機能イメージ

DataArmor® Gate DB Edition 紹介ページ: https://eaglys.co.jp/product/

製品名 DataArmor® Gate DB Edition (最新バージョン2.0)
ソフトウェア提供形態 Dockerイメージ
対応データベース MySQL 5.7以降、Microsoft SQL Server 2017
※次期バージョンにてPostgreSQL、Oracle Databaseに対応予定
ユーザインタフェース REST API(HTTPS POST)
※今後のバージョンにてGUI実装予定
ハードウェア要件 CPU:2コア以上のプロセッサ メモリ:4GB以上 ディスク:10GB以上
ライセンス体系 サブスクリプション型年間ライセンス(オープン価格)

※DataArmor® Gate DB Edition 紹介ページ: https://eaglys.co.jp/product/

■今後の予定
EAGLYSでは、DataArmor® Gate DB Editionを商用製品の第一弾として、今後の多様なデータ活用シーンに対応するべく、用途にあわせた様々な製品・
サービスをセキュアコンピューティング・プラットフォーム「DataArmor®」のシリーズとして順次提供していきます。シリーズ第二弾製品として、
AIアルゴリズム向けのプロキシソフトウェア「DataArmor® Gate AI Edition」の準備を進めています。

■導入事例
EAGLYSは、オーベラス・ジャパン株式会社の5億円超の不動産物件を対象とした匿名可能な会員制プラットフォーム「the Real Estate Matching System」
(以下「the REMS」)の物件管理に技術協力を行っています。the REMSでは、登録者の指定した物件詳細情報が暗号化されて保管されるため、
プラットフォームを運営するオーベラス・ジャパン株式会社も詳細を知ることができず、同業他社も含めthe REMSでの極秘情報を利用した不動産投資の
検討が可能となっています。

■会社概要
社名: EAGLYS株式会社
代表者: 代表取締役社長 今林広樹
所在地: 東京都渋谷区代々木1-55-14内海ビル301
設立: 2016年12月28日
資本金: 1億円
事業内容: 秘密計算技術およびAI技術に関する研究開発
秘密計算プラットフォーム「DataArmor®」の開発、販売
AIに関するコンサルティング及びシステム開発

URL: https://eaglys.co.jp/

■EAGLYS(イーグリス)株式会社
「安全・信頼あるデータの流通・処理基盤の提供を通して、 企業のデータ活用を促進する」ことを目的に、秘密計算技術を活用したセキュアコンピューティング・プラットフォーム「DataArmor®(データアーマー)」の研究開発、および金融・製造・医療・マーケティングといった領域で用いられるプライバシーデータや機密情報のデータ解析・AI技術の研究開発を事業として行なっています。秘密計算とは、データを暗号化したまま復号することなく(生データに戻すことなく)処理できる技術であり、DataArmor®は本技術を活用し、暗号化状態でのデータ集積からデータ解析(統計解析、機械学習・ディープラーニング等のAI処理)まで可能にした自社開発製品・ソリューションです。

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